注文住宅づくりでハウスメーカーを選定する時、最初から一社に絞り込むのは得策ではありません。他の会社を見ないまま決めるとピッタリのハウスメーカーを選べているかが分かりませんし、もっと理想に近いプランを提示してくれるところがあるかもしれません。何社かをピックアップした後は、簡単な間取り図を作成して希望の条件をいくつかリストアップしておきます。このような準備をすると、スムーズに話し合いを進められますし、イメージも具体的に伝わるようになります。
様々な部分にこだわって理想の家づくりができるのが注文住宅の醍醐味ですので、理想を実現化できるスキルやノウハウを持っているところを選ばなければなりません。そのための比較ですので、複数の会社から間取りのプランと見積概算書を提出してもらい、その結果を見ながらじっくりと選びます。比較項目する時にチェックすべき部分がいくつかあり、それらを意識しながら見てみると意外と差があることに気づくはずです。注文住宅の間取りプランを見る時には、間取りに関する提案力やデザイン性、耐熱性や断熱性といった性能面を比較するのがお勧めです。
他にも音の問題があると生活の質が下がりますので、遮音性のチェックは欠かせません。これらの項目で満足のいくプランになっていたら、あとは見積概算書の額を確認して予算内に収まっているかを見ます。予算を少しオーバーしている場合でも、調整することで予算内に収められます。