注文住宅では和室は不要?畳コーナーもおすすめ

注文住宅では、和室を作るべきか否かで迷う人も多いのではないでしょうか。日本の住宅はかつて和室が中心で洋間となる場所はお客さんを通すリビングのような部屋のみで、他の部屋は畳敷きが一般的でした。時代とともに和室の数は激減して4LDKの間取りでは1部屋、3LDKでは畳の部屋がないといったケースも少なくありません。畳なら直接座ってくつろぐこともできますが、家具を置くとその場所が凹んでしまうなどの理由から、使いにくさがあり徐々にその数は減少しているのが現状です。

マンションなどの場合は、1部屋は和室で他の部屋は洋室といったケースが多いですし、分譲住宅や建て売り住宅の場合も同じです。しかし、注文住宅は施主のこだわりを反映している家になるので、施主の考え方次第で畳の部屋がないケースも多いのです。ただ、使いにくいからなどの理由で作らないと、日々の生活の中で和室が欲しくなるケースも少なくありません。中には、畳の部屋を作らないで注文住宅を建てたけれども、数年後にリフォームで洋間を畳敷きの部屋に改造するといった経験を持つ人も多いのではないでしょうか。

この場合、リフォームにはかなりの費用が必要になりますので注文住宅の家づくりをするときには家族間での話し合いが重要です。なお、最近は、リビングの一角に畳コーナーを設ける人も多くなっていて従来のような部屋の区切りといったものはないけれども、天井にカーテンレールを取り付けてカーテンで部屋として利用できるよう工夫することも可能です。

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